16.02.16.-23オランダ

 オランダの面積は41.864㎡(九州相当)、人口1640万人。江戸時代、キリシタンは禁止されていた。カトリックと違いプロテスタントのオランダ人は長崎の出島で唯一西洋人として受け入れられていた。常時、十数名滞在していたようだ。この人達の存在が江戸期の日本文化に重大な影響を与えた。杉田玄白の解体新書(ターヘルアナトミア)がその代表だろう。日本は蘭学から近代化が始まった。
 オランダについて思い浮かべるのは“ケチ”といったマイナスイメージが多い。Dutchの付く単語はDutchaccount、Dutchwifeなどロクなものがない、しかし、”合理的”であることは間違いないだろう。オランダ人が誇るべきものは、彼ら自身が造成してきた国土だ。オランダ人は自らの努力で国土を造り、そこで小麦を育て、羊を飼った。また、船を造って遥か外洋に出かけ、地球の遥かな他の地域より貨財を買ってきてヨーロッパで売り、富をなした。そして常に商工業者が主で「市民社会」であった。国土の40%が海抜0m以下である。
 アムステルダムとはアムステル川の堤防という意味。市内は縦横に運河が通り、運河沿いの建物は間口の広さによって税金が取り立てられたため、ほとんどの建物は間口が狭い。そのため建物の軒下には荷物を吊り上げるためのフックがつけられている。今でも家具などは玄関から入れられないため、このフックを使い窓から入れるそうだ。運河は世界遺産。

アムステルダム運河沿いの住宅
運河沿い住宅
運河の奥に見えるのは「マヘレの跳ね橋」
マヘレの跳ね橋
街の一角にあるチーズ屋さん
チーズや
北海沿岸で捕れたニシンの燻製 一尾3ユーロ
ニシンの燻製

アムステルダムにある国立博物館は最近修復工事が終了し様々な展示品を見ることができる。特にレンブラント、フェルメール、ゴッホなどの著名な作品が展示されている。オランダらしいと感じた作品はレンブラント「夜警」である。オランダは市民社会なので教会や貴族の様なリッチなスポンサーがいないため、個人の肖像画の代わりに集団の肖像画を書いたそうだ。勿論、書いてもらった人は割り勘である。

アムステルダム国立博物館所蔵 レンブラント「夜警」
レンブラントの夜警
アムステルダム国立博物館所蔵 フェルメール「牛乳を注ぐ女」
牛乳を注ぐ女
アムステルダム国立博物館所蔵 フェルメール「手紙を読む女」
手紙を読む女
アムステルダム国立博物館所蔵 ゴッホ「自画像」
ゴッホの自画像
 アムステルダム郊外は未だに風車が現役で働いている。以前は水を掻い出すポンプの役目であったが、今は小麦をひいたり、絵の具の顔料をひいたりしていた。

アムステルダム郊外のザ―スセスカンスにある現役の風車
風車
現役の風車

風車の内部は意外と大きな碾き臼がある
風車の内部

 アムステルダムは首都だが、国会、政府諸官庁、王宮、ハウステンボス(森の館)そして国際裁判所はハーグにある。また、フランドル絵画の名画が収蔵されているマウリッツマイス美術館もここハーグにある。国会議事堂は13世紀にホラント伯によって建てられた建物で左右に尖塔を持つゴチック建築。しかし、自転車で通過してゆく人もいる、いたって自由な感じがする。やはり市民社会。周りにはホフ池があり水鳥が泳いでいる。

ハーグにあるオランダの国会議事堂
国会議事堂
国会議事堂傍のホフ池
ホフ池
ハーグのマウリッツマイス美術館所蔵 レンブラント「テュルブ博士の解剖学講座」
解剖学講座
ハーグのマウリッツマイス美術館所蔵 フェルメール「青いターバンの女」
青いターバンの女

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2011年秋に完全リタイアー。現在は毎日が日曜日の素浪人。そして地球の何処かを徘徊中。

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