17.09.19-28 バルト諸国旅日記・その3

【7日目】
 リガから80km先のビルスルンダーレに向かう。ここには「バルトのベルサイユ」と呼ばれるバロック様式の華麗な宮殿がある。

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ルンダーレ宮殿は、ロシアの女帝アンナ(1693~1740)に愛され、貧しい貴族からクールランド大公にまで昇格したビロン公の夏の宮殿として建てられたもの。ただし、アンナ女帝が死亡した後、ビロン公はシベリアに流刑されたという。逆玉の輿の末路、

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ヨーロッパや地中海沿岸国でよく見るが、このルンダーレ宮殿の煙突にもコウノトリの巣があった。

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バルトのベルサイユと呼ばれるルンダーレ宮殿も本物のベルサイユと比べるとかなり貧弱な感じがする。やはりフランス国王と田舎貴族の格の差かと思った。

黄金の広間

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磁器の間

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バラの間

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王子の勉強部屋

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公の謁見の間

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公の寝室

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トイレ

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食堂

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建物の中から庭園を眺める。

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庭園も本家ベルサイユ宮殿をまねているようだ。

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午後からエストニアのタリンに向かう。310kmの旅だが、ラトビアからエストニアの国境を越えたところで抜き打ちのパスポートチェックが行われた。とは言え、随分いい加減なチェックだった。国境はどの国も写真はNG、見つかるとデジカメのデータを削除させられる。しかし、これもチェックが甘くセーフだった。

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一般的に国境を越えるトラックはチェックを受けるようだ。

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【8日目】
 エストニアのタリンは旅行最初の日にヘルシンキから着いたけれど、夜だったので、あまり記憶がなかった。夕方のヘルシンキ行きのフェリーの時間まで精力的に観光する。

早朝、ホテルから散歩に出かける。そして城壁からタリンの街を望む。

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さらに鉄道のタリン駅に出向く。

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タリン市内は2.5kmの城壁に囲まれた小さい街なので歩けば十分観光できる。城壁とトームペア城の「のっぽのヘルマン塔」

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ラエコヤ広場

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国会議事堂の前に1901年に帝政ロシアによってアレキサンドル・ネフスキー聖堂が建てられた。議会の前に立ちはだかる、この教会はロシア嫌いのエストニア人の神経を逆なでするものだ。何度も立て替えを考えたが実現できなかったそうだ。

エストニアの国会議事堂

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アレキサンダー・ネフスキー聖堂

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このアレキサンダー・ネフスキー聖堂に入ってすぐ右には、日露戦争の日本海海戦で沈没したロシアのバルチック艦隊で亡くなった将兵を弔うプレートがかけられていた。

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1529年建築の砲塔で「ふとっちょマルガリータ」と呼ばれている。

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聖霊協会に掲げられていた大時計は1684年製。

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旧市街にある共同井戸。

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タリンの港に行く前に、5年に1度、「歌と踊りの祭典」が行われる会場に立ち寄る。この歌と踊りの祭典は世界文化遺産でもある。10万人が集まるそうで、下の写真はポスターを撮ったもの。

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タリンから、夕方16時30分発のフィンランドのヘルシンキ行きのフェリーに乗船、2時間のクルーズだ。

 タリン港の風景

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ヘルシンキに到着後、地下鉄のチケットをキオスクで買う。代金は24時間券が€9でタクシーを除いた各交通機関が利用できるそうだ。これで、明日のフライトまでのヘルシンキ観光で無駄なく使えそうだ。

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地下鉄車内はは自転車、車いす、ベビーカーを載せる十分なスペースがある。

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「カモメ食堂」に出かけた。映画では小林聡美、片桐はいり、もたいまさこが演じていたが、店を差配しているのは意外とフィンランド人夫婦であった。シナモンロールは映画の通り絶品。生まれて初めてトナカイのそぼろ煮を食べる。

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欧米人には少し量が少ないのではと感じる、おにぎりでもつけてやればと思うが、大きなお世話か。

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ウスペンスキー寺院はライトアップされいた。

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市庁舎前もライトアップされていた。

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【9日目】
17時20分発東京行きのフライトまでヘルシンキを観光。とりあえず港まで出かける。昨夜購入の24時間券があるので活用する。

地下鉄の駅は防空シェルターを兼ねているので非常に深い。丁度、東京駅の横須賀線のようだ。

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ヘルシンキの中央駅は天井が高く重厚な感じ、モスクワ行きの国際列車が1日4本出ている。これに乗れば1万km以上先の極東のウラジオストックまで陸路で行くことができる。チョット不思議な感じだ。日本からヨーロッパに行くには昔は船に乗るかシベリア鉄道を利用するかのどちらかだった。

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市庁舎前はイタリアから要人が来ていたため、警備が厳重であった。

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港から水上バスで海上要塞の「スオメンリンナ」に向かう。この要塞は1748年スエ―デン統治下のフィンランドで建設された。

水上バスからヘルシンキの屋内市場が見える 

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市庁舎前ではパレードが

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1991年、スオメンリンナは次世代に残すべき当時のヨーロッパの軍事建造物の一つとして、ユネスコの世界遺産に登録されている。港から30分程度、フェリーに乗る。北国の海は寒い。

要塞内の兵舎と事務所棟

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要塞内部

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ドライドックは今も現役で使用されている

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19世紀ロシア統治時代の大砲

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1930年代にフィンランドで建造された潜水艦「ヴェシッコ」

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潜水艦の内部は非常に狭い空間

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要塞から戻り港の周りを見物     

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屋内市場は暖かく快適

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ヘルシンキ空港に到着。いよいよ帰国だ。

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【10日目】
 乗っていた飛行機がロシアの上空で大きく揺れた。機内食を食べていたので大勢の乗客は悲鳴を上げるとともに食べ物を床に落としたり、こぼしたり大変な目に遭う。成田で車いすや担架が準備されていたので被害者がいたのかもしれない。

 今回旅行したバルト諸国のうち、特にバルト3国は日本ではあまり知られていない(元関取の把瑠都はエストニア出身)。エストニアの面積は九州よりやや大きい45,200平方km、ラトビアは65,000平方km、リトアニアは65,200平方kmでドイツやポーランド、ロシアの狭間にあって小国のイメージを持つが、エストニアでさえオランダやベルギーよりも国土は広い。しかし、それぞれ小国として国境を接する大国に翻弄され統治されたた歴史を持つ、つくづく日本は島国でよかったと思った。





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2011年秋に完全リタイアー。現在は毎日が日曜日の素浪人。そして地球の何処かを徘徊中。

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