17.07.29-30相馬野馬追祭旅日記

『相馬野馬追祭』が東北の震災後7年ぶりに開催されるというので出かける。「甲冑競馬」や「神旗争奪戦」が行われる30日の前日の29日に福島県に入る。

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JRの新白河駅から宿泊先の裏磐梯に向かう途中、飯館村を通る。福島原発事故のため避難を余儀なくされた地域だ。其処かしこに除染(正しくは移染)した土にシートが被されている。田畑は荒れ放題。その後、江戸時代の会津西街道(下野街道ともいう)の宿場町『大内宿』に立ち寄る。今も昔のままに保存された会津と日光を結ぶ街道の両脇には、茅葺き屋根の民家が並び、江戸へ向かう大名や旅人の宿駅として重要な役割を果たしたようだ。30軒以上の茅葺き屋根の民家が並ぶ様子は極めて珍しい。

茅葺の豪農と思われる民家 
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二階には養蚕のための設備がある
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30軒以上の民家が並ぶ
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小高い丘から宿場を眺める
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大内宿からは会津鉄道の湯野上温泉駅に行き、芦ノ牧温泉まで乗車。この辺りは非常に温泉が多い。駅のプラットフォームには「足湯」の施設があった。
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プラットフォームには足湯の施設がある
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車窓からは美しい景色が望める
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芦ノ牧温泉からは会津若松城(通称鶴ヶ城)に出かける。戊辰戦争で籠城した白虎隊やNHKの大河ドラマ「八重の桜」でも有名だ。

再建された天守閣は美しい 
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天守閣から眺めた会津若松市の風景
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会津若松城から宿泊先の裏磐梯五色温泉に向かう。夕食前に五色沼の一つ「毘沙門沼」を見学。火山活動のため、裏磐梯には30余りの湖沼があるそうだ。当日の天候は曇り空のため、折角のコバルトブルーの鮮やかさは確認できなかったが、それなりに美しかった。

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 翌早朝は雨が降っていたが、野馬追祭に出かけるころは曇り空になり、やれやれの感じ。そもそも野馬追祭は千有余年の歴史を持ち相馬氏の遠祖である平将門が下総国小金ヶ原に放した野馬を敵兵に見立てて軍事演習をしたのが始まりだそうだ。
 野馬追祭は1周1000mの祭場(馬場)を10~7頭立てで10回行われる「甲冑競馬」と空中(150m)にさく裂した花火の中から2本の御神旗がゆっくり舞い降り、それを争奪する。花火は20発、御神旗は40本が間をおいて打ち上げられる「神旗争奪戦」がメインイベントである。以前は500余騎の馬が参加したそうだが、今年は400余騎であった。震災の影響か馬が集まらず中央競馬会からレンタルしているそうだ。
 何れの勝者も観客席そばの坂を馬と共に駆け上がり、観客から喝さいを受ける最高の栄誉に輝く。その姿はかつての武将を彷彿とさせる。当日、甲冑競馬で女武者が一位になり、場内からひときわ大きな喝さいを浴びていた。また、御神旗を二度も獲得した強者もいた。

中央競馬会から運ばれたのか
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出番を待つ馬
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甲冑競馬では兜は脱ぎ鉢巻きを締めるものの、鎧や具足をまとっており、かなりの重量になると思う。そして先祖伝来の旗指物を背中に背負うため、風の抵抗などを考えると前傾姿勢がベストか。

人馬一体となり名誉をかけてゴールをめざす
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騎手が落馬をしたのか馬だけがゴールする
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神旗争奪戦はファンファーレではなく法螺貝を鳴らし始まる。武者たちは花火で打ち上げられた御神旗を見上げながら、風を読みしかるべき場所に殺到する。御神旗が地上7~8m程度に落ちて来ると、鞭で持って絡めとろうと突進する。馬のいななき、ヒズメの音そして歓声などが一体となる。坂東武者とはこのようなものだったかと思う。

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自分が育てている馬なのか、祭が終わると甲冑姿のまま騎乗し自宅に向かう人が結構いた。そして久しぶりに路上の馬糞を踏まないように注意して駐車場まで歩く。




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2011年秋に完全リタイアー。現在は毎日が日曜日の素浪人。そして地球の何処かを徘徊中。

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