18.10.18源実朝800年忌

 実朝が頼家の子の公暁に殺害されて800年になる。そこで今日はNPO法人鎌倉ガイド協会の高橋さんと実朝ゆかりの地を訪れる。

 実朝は鎌倉で頼朝の次男として生まれ、12歳で第三代将軍に就く。早くから作歌に親しみ家臣を通じて藤原定家の指導をうけ、28歳で非業の最後を遂げた将軍だ。将軍として京の文化を持ち込もうとした。しかし、東国の田舎武士とは反りが合わず、反発を招いた。源氏の将軍という立場と思い描く理想の国、そのはざまで苦悩し、唯一自分を取り戻せるのは和歌だったといわれている。

 今日は先ず、鶴岡八幡宮から出発する。1219年正月27日に八幡宮の大銀杏の陰から公暁の待ち伏せに会い殺されたとされている。

 鶴岡八幡宮は修学旅行の児童や生徒で大賑わい。
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 大銀杏は落雷により、今は根っ子を残すのみ。
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 鶴岡八幡宮の境内にある白旗神社、国宝館傍らに実朝の歌人としての歌碑がある。
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 実朝の歌集『金槐和歌集』の「山はさけ うみはあせなむ 世なりとも 君にふたこころ わがあらめやも (金槐和歌集663)」という歌碑が白旗神社側にあり、「風さわぐ をちの外山に空晴れて 桜にくもる 春の夜の月 (金槐和歌集50)」の歌碑と静御前の桜の碑が国宝館そばにあった。しかし、それらしい桜の木は見かけなかった。
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 鶴岡八幡宮から寿福寺に向かう。寿福寺は頼朝の妻政子が夫頼朝を供養するために創建した寺である。境内には政子の墓があることでも有名。山門の手前には生誕800年を記念して「源實朝をしのぶ」という石碑がある。揮毫は平山郁夫画伯。
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 寿福寺から鎌倉駅西口にある鎌倉市役所と鎌倉商工会議所に向かう。
 鎌倉市役所の駐車場はずれに「ちはやぶる 伊豆のお山の玉椿 八百万代も 色はかわらじ (金槐和歌集366)」という歌碑がある。また、すぐ近くの鎌倉商工会議所の駐輪場には「箱根路を わが越えくれば 伊豆の海や 沖の小島に波のよる見ゆ (金槐和歌集639)」の歌碑があった。
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鎌倉駅西口から長谷の鎌倉文学館に向かう。鎌倉文学館は、元は前田侯爵の別邸であった。その後は一時、佐藤栄作の鎌倉別荘になったこともあった。昭和60年、鎌倉ゆかりの文学者の著書・原稿・愛用品などを収集保存し展示することを目的として開館している。

 「大海の いそもとどろに 寄する波 破れて砕けて 裂けてちるかも (墓翆和歌集641)」の歌碑が門前にあった。
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 鎌倉文学館の庭園はバラ園としても有名だが、先般の台風でかなりのダメージを受け、いつもの様なあでやかさはなかった。
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 鎌倉文学館から近くにの甘縄神社に立ち寄る。この神社は奈良時代の建立で長谷の鎮守様という感じの神社だ。鎌倉時代は頼朝や政子・実朝らがお参りしている。ここには万葉集の「鎌倉の み越の崎の 石崩の 君が悔ゆべき 心は持たじ」という句碑がある。
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 甘縄神社から坂ノ下の稲瀬川へ。今は小川程度の川だが、鎌倉時代は鎌倉の西の境として境界を示す大きな川だったようだ。頼朝が鎌倉に入って館を定めた時、夫人の政子は伊豆からやってきたが、縁起の良くない日ということで、稲瀬川畔の民家に泊まり、日を改めたといわれている。また、この川は歌舞伎の白波五人男の舞台でもある。「浜の真砂と五右衛門が、歌に残した盗人の、種はつきねぇ七里ヶ浜・・・」という瀬名瀬川勢揃いの場という口上が有名だ。
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  稲瀬川から今日のゴール地点、鎌倉海浜公園に向かう。由比ガ浜から稲村ケ崎側の端にある。ここには「世の中は つねにもがもな 渚こぐ 海士の小舟の 綱手かなしも (金槐和歌集604)」という歌碑があった。
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 今日は久しぶりの秋晴れで気持ちの良い一日だった。いつもの散歩とは違い少々アカデミックな一日。あまり知らなかった実朝の一面を見た感じがした。

 鎌倉文学館の学芸員の方が、鎌倉で生まれ、育ち、生涯を終えた文学者は実朝以外に誰もいないとおっしゃっていたのが印象的だった。







阪神タイガースに思う

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   阪神タイガースは昨日のヤクルト戦に6対5で敗北。あと3試合を残すも、今シーズンのリーグ最下位が決定した。2001年以来17年ぶりの最下位である。

  いつもならタイガースのお家芸というべき、ストーブ・リーグでのフロントや現場を巻き込んだゴタゴタ騒動でスポーツ新聞ネタになっているところだが、今年はどうも違うようだ。金本監督の続投もありのうわさがある。一方、巨人の高橋由伸監督は早々に辞意を表明。

  先日のノーベル医学生理学賞を受賞された本庶佑博士は阪神タイガース後援会の京都支部の会長をされており、インタビューで記者からタイガースの不調についての解決策はと、マイクを向けられた時の発言。、「先ず、指揮官を替えること、それから藤波選手など能力のある選手ををうまく使うこと」と発言されていた。

  ファンの一員としては、どうすることもできず「なんでやねん、ホンマに難儀やなー」といった感じだ。ストレスはたまる一方。
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2011年秋に完全リタイアー。現在は毎日が日曜日の素浪人。そして地球の何処かを徘徊中。

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