18.03.26鎌倉観櫻

 桜が満開という報道を観て花粉症を気にしながら鎌倉市内に出かける。東京都内と比べ鎌倉の桜はまだ、五分咲の感じだ。
鎌倉山から高徳院、光則寺、長谷寺、本覚寺、妙本寺とまわってみる。

 鎌倉山の桜は今が見ごろだ。
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 鎌倉山から七里ヶ浜の山を見ると山桜の開花で白く見える。
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 最初に高徳院(大仏)に出かけたが、桜越しに大仏のベストショットをと試みるが、残念ながら二分咲のようだ。
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 高徳院から光則寺に出かけリベンジを試みる。山門に枝垂桜がかかっている。
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 光則寺は長谷寺と同様『花の寺』として有名だ。ミツマタは満開の状態。
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 あまり見たことがないが、木の説明にはミツバツツジと記載されていた。
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 椿、コブシ、ヤマブキ、雪柳などはすでに満開。
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 光則寺裏山の山桜はすでに満開のようだ。
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 光則寺から南に一筋行けば長谷寺だ。長谷寺は花の種類、質、量では鎌倉随一と思う。
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 長谷寺に入ってすぐのところに珍しい「深山含笑」という木が有った。
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 珍しいオレンジ色のミツマタ。
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 そろそろシャクナゲが見ごろ。
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 寒緋桜
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 吉野ツツジ
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 境内には多くのボケの花が咲いている。
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 長谷寺から本覚寺に立ち寄る。本覚寺は思ったより境内が小さい。
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 本覚寺から北に向かい、いつも静かな妙本寺へ。
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 このお寺は日蓮宗の寺で日蓮上人の像がある。
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 境内には中原中也と小林秀夫が仲たがいをしていて、この海棠の下で和解したといわれる海棠桜はまだ2分先程度だった。
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 散歩の最後は鶴岡八幡宮の段葛だ。ここは二の鳥居から始まり一の鳥居まで続いている。しかし、一昨年に大改修をしたため、桜の木は若く花見にはもう10年が必要だろう。
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 今年は寒い日が多かったので花見が待ち遠しかったが、なんとなく不発に終わった感じがした。





18.03.14旧鎌倉街道「中の道」

 現在、「鎌倉街道には上道・中道・下道という3つの主要道があった」とされるが、これらの言葉の由来については定かではない。「中道」については『吾妻鏡』にも「中路」(鎌倉から武蔵東部を経て下野、白河へ抜ける道)の記述があり、これが語源となったと推定されている。ということで今日は花粉症で絶不調な中、ガイド協会の河出氏と『中道』を散策する。
 そもそも鎌倉街道の「中の道」は、源頼朝が奥州藤原氏との戦に向かう際に通ったと伝えられている。鎌倉市、横浜市栄区、戸塚区および港南区にかけて、「中の道」沿いには、道標・石仏・庚申塚などが多く残っている。また、鎌倉時代以降も要路として使われ、江戸時代は『弘明寺街道』と呼ばれた。今日はJR大船駅からスタートした。

【青木神社】・・・笠間地域の総鎮守というべき神社。創建は1335年(建武2)。社伝に寄れば、足利直義は以下の武将近藤出羽次郎清秀が小坂郷領主となった時、一族と領内鎮護を願って創建したという。境内には笠間稲荷社、二十三夜供養塔がある。

 社殿までは階段を登る必要がある。
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 社殿
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 石碑には珍しい『鎌まんじ』
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 二十三夜供養塔
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 祭礼の際に担がれる神輿
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 小高い場所にある神社からはマンション越しにうっすらと富士山がのぞめる
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 街道の路傍には読むことが難しい供養塔や道標がある
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【新橋】・・・新橋はいたち川にかかる橋である。室町時代に鎌倉公方が武蔵方面に出かける際は、この辺りで休憩し昼食をとるのが習いであったそうだ。橋のたもとに道標と延命地蔵尊が祀られていた。道標は江戸元禄期の建立。正面には「従是よりとつか道」右面には「従是ぐミやうじ道」と刻まれている。
   
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【広地稲荷社】・・・稲荷社の由緒は不明。江戸時代に建立された庚申塚、地蔵菩薩像、馬頭観音像が並んでいる。その傍には道標があり、「従是ぐミやうじ道」とかすかに読める。 
 
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【長光寺】・・・本郷台中央公園の近くに長光寺がある。創建は鎌倉初期で、開山開基は道意(伊藤祐光)、宗派は浄土真宗本願寺派。伊豆の豪族伊藤祐親の孫祐光が創建したと伝わる。祐光は、祐親が文覚上人から贈られた上人自作の薬師如来像を持って鎌倉に移り、入道して道意と名乗り、小菅ヶ谷に天台宗の寺東照山医王院を開いた。後、親鸞聖人に帰依して浄土真宗に改宗し、その後寺名も長光寺となった。

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【春日神社】・・・平安時代の創建とされる。古くは本郷六村の総鎮守であり、1565年(永禄8)、小田原北条氏の地頭の子息宇部松菊丸が再建したとされる。しかし、平安時代、藤原氏の子孫である山内首藤氏が開いた荘園の中心地であったので、山内首藤氏が藤原氏の氏神と祖先神を祀る春日神社を勧請して創建したと考えられている。山内首藤氏は義家以来、源氏との関係も深く、保元・平治の乱では源義朝に仕えたが、頼朝挙兵の際は平家方についた。このため、山内首藤氏は領地を召し上げられた。そのため、春日神社も衰退した。

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【渡戸の石塔】・・・江戸時代に建立された庚申供養塔と道陸神塔ほか4基が並んでいる。いずれも宅地開発に伴い、現在地に移されたようだ。

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【木曽の石仏】・・・江戸元禄頃の建立とされる。風化した地蔵菩薩像と観音菩薩像計3体と供養塔、力石が置かれている。石仏は街道沿いの辻にあった。道路拡張工事などに伴い現在の場所に移されたようだ。

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【西谷戸稲荷社】・・・稲荷社の由緒は不明。境内に江戸時代から明治時代にかけて建立された庚申供養塔、堅牢地神塔、馬頭観音文字塔等6基の石塔が並んでいる。周辺の宅地開発や道路建設に伴い、現在地に移されたようだ。

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舞岡南の橋】・・・直下を通る都市計画道路桂町戸塚遠藤線の建設に伴い架け替えられた橋。橋のたもと近くには江戸元文期に建てられた庚申供養塔が移設されていた。この庚申供養塔は道標も兼ねており、右面に「これよりぐみょうミち」、左面には「これよりかまくらミち」と彫られている。ここは「中の道」の一部であったことがわかる。

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【日限地蔵尊】・・・八木山福徳院。創建は1867年(慶応3)、宗派は高野山真言宗。
飯島勘次朗翁が持病の癪に苦しんでいたが、ある時旅の僧から、三島の蓮華寺の日限地蔵尊を信仰すると治ると教えられ参拝すると治ったので、この日限地蔵尊を勧請してこの地に祀ったという。比較的新しい。その後、1928年(昭和3)に子孫がお堂を修築して真言宗の寺とした。秘仏の日限地蔵尊は高さ80cmの石仏で毎年1月4日に開帳される。毎月4の付く日が縁日で、この日に願いを叶えて欲しい日を指定してお願いすると必ず叶えられるという。昔は伊勢佐木町の花街の女性たちがあでやかな姿で願掛けに訪れて賑わったそうだ。当日は14日で4の付く縁日であったが、若い女性はおらず専ら老婆ばかりで、縁日の草餅を買っていた。

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 『中の道』の道筋は、芳賀善次郎著『旧鎌倉街道探索の旅 中道編』によって歩いたが、宅地化や新しい道路の建設などで、なかなか辿るのが往生した。今回は全て横浜市内であり、鎌倉と違うと感じた。



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2011年秋に完全リタイアー。現在は毎日が日曜日の素浪人。そして地球の何処かを徘徊中。

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